マリンブルーの城攻めと食べ歩きの日記

城跡巡りと、食べ歩きの日記。

水堀

主に、茨城県や千葉県を中心に、全国の土の城跡を中心に、城攻めをしています。

訪れた城跡や、各地の風景など、綴っていきます。

また、全国各地のグルメもレポートしていきます。

埼玉県伊奈町 伊奈氏館跡3

埼玉県の伊奈町にあります伊奈氏館跡。

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案内板には、伊奈氏屋敷跡とあります。


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発掘調査で、障子堀が検出されています。

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屈曲させた虎口跡と空堀跡。この空堀跡は、いぜん来たときは草がボッサボッサで、気づかなかったのですが、今回は整備されて、見やすくなっていました。

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こちらも空堀の跡でしょうか。画像の順番がぐちゃぐちゃになってしまっているため、いつどこで撮影したものなのか、わからなくなってしまっているため、掲載の画像も、順番がぐちゃぐちゃになっています。ごめんなさい。

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こちらは、最初の障子堀が出た先の空堀跡だと思います。正面に土塁が見えます。ここも以前は、凄い藪だったと思うのですが、整備されたようです。

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伊奈氏屋敷は、現在、住宅地と農地、山林になっていますが、かなり整備が進んで、あちこちに土塁や堀底道の様子を見ることができます。(道標もあちこちにあります)

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道路の脇に、わずかに残る水堀跡。

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二の丸跡にある案内看板。

以前は、史跡整備に反対なのか、なんとなく、訪れにくい雰囲気でしたが、今回は、整備が進み、道標も立てられ、見学しやすくなっていました。

伊奈氏陣屋は、元北条氏の古城があったようですが、関東郡代伊奈忠次が、この地に所領を賜り、陣屋を改修し、居館としたようです。

伊奈氏は、その後、御家騒動などあり、所領を減らしますが、代々、関東郡代を務めたようです。





埼玉県熊谷市 中条氏館跡3

別府城跡(記事にしたのは何か月前?)に続いて訪れたのが、中条氏館跡。

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中条氏館跡には、JR熊谷駅からバス竹の内下車。常光院というお寺になっています。


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水堀跡。おそらく水堀に沿っている道路も往時は堀だったのではないでしょうか?

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常光院。

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土塁跡。

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空堀。昔は水堀だったのかも。

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土塁と堀の名残、と勝手に妄想。

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堀の名残か!?

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境内の木々の間に見える空堀。けっこう茂っています。

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こちらは、発掘調査された、削平地あと。

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水堀跡です。居館跡をかこっている水堀跡をたどっていくと、かなり巨大な居館だったことがうかがえます。

土塁跡と勝手に妄想した土塁もかなり重厚で巨大なものです。

良く残されているものの、よく改変されてもいる、中条氏館跡でした。

熊谷駅からのバスは、1時間に1本程度しかなく、昼間の時間帯は特に、間隔があくので、ご注意ください。

私は、別の停留所まで4キロくらい歩く羽目になりました・・・。

栃木県上三川町 上三川城跡2

上三川町(かみのかわまち)の上三川城跡は、現在、城址公園として、やりすぎな整備を施されて、あまり城跡らしさをとどめていません。

公園には、JR石橋駅から、バスで行くことができます。峰町バス停下車徒歩5分くらいでしょうか。上三川小学校前、上三川車庫で降りても、歩ける範囲です。

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公園の石碑と案内看板。

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本丸虎口跡。偽物の石垣が、風情をぶち壊しにしています。

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公園になっている本丸内部の様子。けっこう立派な土塁が囲んでいます。

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水堀跡と土塁跡。生垣が見づらいですが、城跡っぽさは垣間見えます。


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櫓台でしょうか。ひときわ土塁が高くなっている部分、この辺りが最も城跡っぽく見える部分、迫力があります。

上三川城跡は、本丸周辺のみが残されているのみ、模擬石垣と護岸舗装がやりすぎではありますが、土塁はそれなりに高く、立派で見ごたえがありました。

栃木県壬生町 壬生城跡2

この日は、午前中、本降りの雨。

本当なら、栃木市の西方城跡、二条城跡が、発掘調査が行われ、整備されたと聞いていたので、そちらに行きたかったのですが、雨の中の山城散策は、いろいろとリスクが多く、山城である西方城、二条城は断念。

平城で、公園整備されている壬生町の壬生城跡へ。

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壬生城跡壬生城址公園へは、東武宇都宮線壬生駅から徒歩15分。


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土塁と水堀。中央は土橋だったのでしょうか。現在は、偽物の石垣で舗装されています。


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土塁。

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堀跡。

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本丸内部の噴水。本当にただの公園になっちゃってます。

ちなみに、図書館やコンサートホールなどもあります。さらに民俗資料館(無料)は秀逸でした。

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堀を利用した御用水通。

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住宅街の中に、わずかに残る土塁跡。

壬生城は、戦国期は、壬生氏の本拠として、江戸時代には、譜代の小藩が、入れ替わった後、近江水口から鳥居氏が2万石で入り、のち3万石に加増、明治維新までこの地を支配しました。

茨城県つくば市 小田城跡3

最近、私が、城攻めを企画すると、雨に祟られます・・・。本日も、茨城方面に遠征する予定でしたが、大雨洪水強風警報の荒天・・・。

どうなっているのでしょうか?

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つくば市の小田城跡です。国の指定史跡に指定されています。

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大手虎口跡の土橋跡です。小田城跡は、長年、発掘調査と整備工事が行われており、現在は、ほぼ完成しているようです。ガイダンス施設も併設されましたが、この日は、休館日でした。

ちなみに、この日も、大雨でした(笑)

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本丸内部の様子です。

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南西虎口の枡形です。発掘調査に基づき、復元整備されています。

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本丸内部に、復元された東池跡。庭園の様子も復元されています。

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折れがかかった土塁と水堀。本来は空堀だったでしょうか。

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水堀と郭を囲む土塁。

小田城は、「戦国最弱」などという、ありがたくないレッテルを張られた、小田氏治の居城でした。

小田氏治は、最弱と言われながらも、武勇に優れた忠誠心の熱い家臣や民衆に支持され、何度も小田城を敵の手に奪われながら、何度も取り返した「不死鳥」でもあります。

現在の姿は、小田氏治のあと、この城を支配した佐竹氏の客将太田資正の子、梶原政景の回収を受けていると考えられているようです。


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