水口岡山城跡は、近江鉄道水口駅から徒歩10分ほどで登城口まで行くことができます。

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登山口です。杖も備えてあります。

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縄張り図。

岡山城跡は、国指定史跡に指定され、整備、調査が進められています。

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城跡までは、20分ほども登るでしょうか。最初の堀切跡です。

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城内で、最も状態良く残っている石垣です。


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本丸跡です。かなりの広さがある郭です。

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食い違い虎口跡。

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ここにも石垣が残されています。

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城内で最大の堀切跡です。草が生い茂っていなければもう少しわかりやすいのですが、少し残念です。

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二の丸跡です。

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二の丸と、三の丸の間の堀切です。

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三の丸と尾根最先端の郭の間の堀切です。草が伸びまくってしまって、堀を埋めてしまっています。

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堀切から続く、虎口状の地形です。

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最先端の郭も、かなり草が伸びています。侵入はためらわれるほどです。

水口岡山城は、織豊期の山城。中村一氏が、甲賀郡支配の拠点として築きました。

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案内看板も充実しています。

その後、増田長盛、長束正家がと豊臣政権の五奉行を務めた重鎮が城主を務めますが、長束正家は、関が原合戦で、西軍に通じたため改易、岡山城も廃城となりました。

現在、一部石垣は崩落の恐れがあり、立ち入り禁止となっていますが、良く残された遺構が見学しやすい城跡です。

いちぶ、草が伸びている部分もありますので、訪問は、やはり冬場のほうがベターかと思います。