川崎町は、支倉常長ゆかりの地でもあります。上楯城は、支倉氏累代の居城になります。

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城跡案内標識。

上楯城跡は、支倉郵便局と、旧支倉小学校のあいだの道路を、登っていくと、右手側に駐車場と案内標識があります。トイレも駐車場の脇にあります。

川崎町民バスで、行くことも可能ですが、その場合、前回記事の前川本城跡とは方面が違うため、同日に訪れることが難しくなってしまいます。

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主要部に向かう遊歩道の左右に見られる山林の中にも、何かありそうですが、御覧の状態です。

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横堀です。

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階段がついているほうが主郭、空堀を挟んで左手側が二郭です。

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主郭跡内部の様子。

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主郭を取り囲む空堀です。

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主郭、二郭間の空堀を進みます。だんだん草が伸びてきて、雨あがりのため、ややぬかるみ、草が濡れているため、ズボンが泥だらけになってしまいました。


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途中で、分岐する横堀を、主郭に沿って進んだところです。

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見事なV字の空堀です。


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この空堀は、主郭背後では、二重になって続いています。

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二重空堀の外側の堀。

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外側の堀の始点部分は、主郭を囲む堀から分岐して急傾斜の竪堀状に落ち、横堀に続いていました。

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二郭跡内部の様子です。

二郭を囲む横堀は、ヤブが深すぎて、歩くのはためらわれました。

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この城跡には、深い堀切も見られます。

公園化している部分の遺構は、整備され過ぎて、イマイチ迫力に欠けますが、山林化している二重堀周囲の遺構は、深い空堀が縦横に続き、見応え満点でした。