小幡城跡は、町の指定席に指定され、比較的、よく整備されています。
だいたい、いつの時期に訪れても、素晴らし遺構を堪能することが可能です。(夏場は、やぶ蚊がすごいですが)
城跡入り口に、数台の車を止めるスペースがあります。
駐車スペースからすぐに続く、深い堀底道。素晴らしいです!
右側に赤い案内標識がありますが、この標識がないと、本当に迷ってしまいそう(笑)
この標識に従うと、本丸方面に行くことができますが、この部分の通路は、後世に、切り崩してしまったものでしょう。
往時は、案内の方向には、直接いけなかったはずです。
きれいに整備された、堀底道が続きます。ところどころに、折れを伴い、しっかり横矢もかけています。
こんな城を造れる技術が、往時の常陸国にも、(北条以外に)いたことになります。おそらく、水戸城周辺に勢力を張った、江戸氏の手によるものでしょうか?
主郭(本丸)へやってきました。案内板が建てられているこの場所は、本来の虎口ではないと思いますね。
左側が主郭、右側が三郭です。正面の階段のついている土橋のようなものは、本来ものではなく、後世に広げられているか、そもそも、土橋がなかった可能性もあると思います。
本丸への重要な虎口にしては、素直すぎるし、こんなに幅広にする必要がありません。
主郭内部。井戸があります。
ここも、落城の際、姫が井戸に飛び込んだという言い伝えがあるようです。
三の郭は、竹林。竹が密集しています。
土橋です。三の郭と、五の郭をつないでいます。
土橋上から先ほど、進んできた堀底道を見たところです。
土橋を渡った先の空堀。外側の堀です。
土橋と虎口。五の郭と外郭をつなぐ土橋と虎口。虎口は、五の郭のもの(だったはず)。
この辺りは、やや浅いですが、空堀が見られます。
土橋と虎口。これはどこのものか、記憶にありません。
空堀です。この城跡は、きれいな薬研堀を、心ゆくまで堪能することができます。
変形武者走りのあたりだと思います。ロープの先が、武者走り。
堀底道から上がってくる通路。
最初の堀底道に戻ってきました。左手に曲がっていくと、本丸方面に行きます。
小幡城跡、本当に素晴らしいです!
すでに、4回、訪れていますが、何度来ても、この深い空堀には、簡単せずには いられません。