水口岡山城跡は織豊期の山城、大して、水口城は、江戸時代初期に築かれた平城です。

CIMG1069

城跡は、県指定史跡に指定されています。

水口城跡には、近江鉄道の水口城南駅から徒歩数分です。また、水口駅、水口石橋駅からも徒歩で訪れることが可能です。

CIMG1094

復元された櫓と水堀。


CIMG1075

城跡石碑と、水堀にかかる木橋。

CIMG1078

CIMG1082

水堀です。

水口城は、将軍上洛の際の宿所として、三代将軍家光の命で築かれました。本丸には、二条城の御殿を模した見事な御殿が築かれたそうです。

CIMG1084

櫓台の石垣ですが、この石垣、半分より上は、積み方が新しいように思われます。

CIMG1092

IMG_4837

水堀が、ぐるりと郭跡を取り囲んでいます。いい雰囲気です。

将軍の宿所として、築かれた水口城ですが、実際に宿所として使用されたのは、家光上洛の際の一度だけ。

その後は、城番が置かれました。

のち、石見吉永から加藤氏が二万石で入城。一度、鳥居氏が入城しますが、再度、加藤氏が、二万五千石で、藩主として返り咲き、そのまま、加藤氏治世の下、明治維新を迎えました。

IMG_4851

水口城跡、残された遺構は、一部分ですが、見応えがありました。