リアルタイムでの城攻めネタが尽きていますので、しばらく「続100名城」ネタで行こうかと思います。.

GW明けに遠征を予定しています。どのみち、続100名城中心にめぐりますので、当分、続100名城は続きます(笑)

最近、見ていただける回数が多いようなので、古宮城跡の再放送です。

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古宮城跡案内板。

私がこの城跡を知ったのは、NHKの「趣味どきっ」という番組です。

千田教授 と松村邦洋さんが、このお城を紹介しており、ぜひとも行きたいと思っておりました。

去年、ようやく行くことができました。

交通手段には恵まれていません。自動車がベスト。

道の駅に車を置いて歩いて回るのが良いと思います。付近に、亀山城跡、塞ノ神城跡、文殊山城跡、石橋城跡など、中世の城跡が密集していますので、ぜひ、一緒に回ってみてはいかがでしょうか?

本数がとっても少なく、駅から、かなりくねくねの山道を登りますが、コミュニティバスもあるにはあります。(私は、コミュニティバスで行きました。)

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大竪堀が分かるでしょうか?

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主郭の虎口です。 

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主郭内部。夏でもこれくらいのレベルですので、四季を通じて、訪れることが可能ではないでしょうか?

主郭内部は、二段になっていて、やや、高い部分には、主将クラスとその側近が、入ったエリアではないでしょうか。(武田勝頼もいたかも)

この古宮城は、武田氏の遠州侵攻の軍事拠点として整備されました。縄張りは、武田四天王の一人、馬場美濃守信房の手によるもの、と言われております。

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主郭の矢倉台でしょうか?

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 古宮城跡最大の見どころは、城域を二分する、この大堀切。

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お城のど真ん中を貫き、西の城と、東の城に完全に分断しています。

西と東は、細い土橋でのみ、接続されており、土橋には、東から横矢が間断なくかかるように、設計されています。

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この堀切は、張り出しも伴い、この堀切を登ろうとする敵にも、横矢をかけているんですね。

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西の城の横堀です。西の城は、見ようによっては、主郭のある東の城を守るための巨大な馬出にも見えます。

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迷路のように張り巡らされた堀底道。これは見ごたえがあります。

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西の城の郭内部。 

縄張り図、もしくは鳥瞰図があると、説明しやすいのですが、この城跡は、実際に訪れてみてもらいたい城跡です。

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冬だったら、この竪堀から登れるかな。